ヘッジファンドは安全なの?安全性を説明!

ヘッジファンドとは投資家から資金を調達して、代わりに投資家の資産を運用するプロ集団です。市場の上がり下がりに関係なく収益を目指す資産運用会社となっています。
最低の投資金額が1千万円からと富裕層向けのサービスとなっていますが、平均で年利が10%を超えていて、海外のとあるヘッジファンド会社では驚異の53%という利益を叩き出しています。
その一方でヘッジファンドは詐欺会社なんじゃないか?という情報も出回っていて真相が謎めています。
あまりネットで調べていてもヘッジファンドの情報が出てこないので憶測が飛び交ってしまっています。確かにヘッジファンドを語る詐欺会社が存在しているのも事実です。
非公開の情報が多い為、不安になってしまうそんなヘッジファンドの安全性を確認していきましょう。
ヘッジファンドを名乗る詐欺会社は資産運用していない
ヘッジファンドを名乗る会社は「ポンジスキーム」という投資詐欺の手法を使っている可能性があります。この手法は仮想通貨詐欺にも用いられている手法です。第一次世界大戦後、金融秩序が混乱する中で詐欺をしたチャールズ・ポンジの名前から取られています。
出資してもらった資金を運用して、高い利益を還元するなどと騙って実際は資産を運用しません。投資者を集めていき、別の投資者から調達したお金を運用して手に入れた配当金として偽って渡すのです。
渡された投資側の人間はこの会社に運用を任せて確実に利益を上げられているんだ!こんなに利益が上がるんだ!と錯覚してしまい、ますます利益を上げたいと考えてしまうのが人間です。
もっと儲けようと考えて実際には資産を運用していない会社に更なる大金をつぎ込んでいきます。そこで投資者と詐欺側の人間は密に会ったりして信頼を得て、どんどん出資を重ねていきます。
そして突然詐欺会社とは連絡がつかなくなり、お金が持ち逃げされてしまうというものです。
どうやって詐欺と見抜く?
まず一番最初に疑って欲しいのはあり得ないほどの美味しい話です。
「絶対儲かる」
「一年でお金が2倍になって帰ってくる」
「元本保証します」
といった、投資者側の心理を煽ってくるものです。冷静に考えればそんなうまい話があれば誰でもやっていますよね。
確かに、ヘッジファンドでは高い利益を出すことが可能ですが、1年で2倍の数字を出すということは到底不可能です。また、100%儲かる投資方法なんて存在しません。あれば人にわざわざ教えるなんてことしませんよね。
また、元本保証はローリスクローリターンな預金などのものにしか存在しません。ローリスクでハイリターンなんてうまい話も転がっていません。
高利率や高配当、元本保証をひたすら煽っている会社は注意が必要です!
ヘッジファンドをちゃんと運用している会社は?
詐欺をせず真っ当にヘッジファンド会社は存在しています。そもそも、ヘッジファンドとは投資信託のように販売手数料などで設けているわけではありません。
資産運用のプロフェッショナル、ヘッジファンドマネージャーが預かった資金を運用してくれます。投資者側からの支払いは、管理手数料と成果報酬になっています。
管理手数料は、ファンドを維持するためにかかる費用ですね。かつては2%の手数料が取られていましたが、ユーリカヘッジのリポートによると、世界の新規ヘッジファンドが課す平均管理手数料は今年1~6月に1.2%となっており低下しています。
手数料が安い資産運用会社の登場により下げざるを得なかったのでしょう。
成果報酬は、運用収益からの◯%を報酬として支払うというものです。こちらも以前は20%が基本だったのですが、今では20%を下回る会社が今年6月では市場のシェアを41.3%占めています。
仮に1千万の投資をして10%の年利を上げることができたとします。そうすると1100万のうち1.2%の手数料で13万2千円と20%の成果報酬で20万円合わせて33万2000円の費用がかかります。
結果としてみると、1066万8千円と年利6.68%の利益をあげることになります。
ヘッジファンドが利益を上げられる理由
ヘッジファンドでは優秀なヘッジファンドマネージャーが資産を運用してくれます。ヘッジファンドマネージャーは、東大京大出身で外資系の銀行に勤めていたという経歴を持って人々が数多くいます。
そして、ヘッジファンドでは投資信託とは異なり成果報酬型なのでファンドマネージャーはその成果報酬を貰うために必死に資産運用を行わなければ会社として利益をあげることができませんし、自分のインセンティブにも影響するのでモチベーションの維持が可能です。
優秀なヘッジファンドマネージャーが真剣に運用してくれるからこそ高い利益を出せるというのも納得です。
最後に
ヘッジファンドを名乗る詐欺会社には注意をしてください。富裕層向けの投資方法の手段なので、富裕層を相手に詐欺をする悪どい連中なので事前の会社情報はよく調べてくださいね。
また、ヘッジファンドに興味が出た方は安全な会社で確かな実績を誇るヘッジファンドダイレクト株式会社で資料請求してみてはいかがでしょうか。
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